介護職のストレスやイライラは文章を書いて発散しよう

介護の仕事をしてると、
いろいろストレスが溜まりませんか?
あなたは介護のストレスやイライラをどのように解消していますか?
イライラはそのままにして、放置するタイプですか?
それとも飲みに行ったりカラオケにいったり、発散するタイプですか?
ぼくはですね、文章を書いて発散しています。

こんにちは、のざき寿(ひさし)といいます。デイサービスの介護職員です。
介護系Webライターとしても仕事をしています。
デイサービスで仕事をしていて、ぼくがいちばんストレスを感じることは…
介護職員の人間関係ですね…
利用者さんではなく、介護職員にです。
あなたの職場にもいないですか?
いつも機嫌が悪い介護職員。
デイサービスに限らずですが、介護現場って何かと忙しいですよね。1日のスケジュールがあって、やることが時間単位で決められていて。
時間に追われているから、みんな気持ちが焦っているんですよね。
余裕がなくて、みんな気が張り詰めている状況の中…みんな少し我慢しながら仕事をしているんです。
そんな中、機嫌の悪いスタッフが…
「〇〇して!早く!」
「〇〇だから!さっきも言ったでしょ!」
「そのやり方じゃなくて!早くして!」
「もういいから!代わって!」
みたいな、命令口調の乱暴な言葉が耳に入ってきます。
ぼくはですねぇ、そういう言葉を耳にするだけでイライラするし、それを聞くのが一番嫌ですね。
直接ぼくに言われていなくても、誰かが言われてる言葉でもイライラします。感情って伝搬しますから…現場の空気が悪くなるんです。
利用者さんにも聞こえてるんですよ!
なんでしょうね。私生活のイライラを職場に持ち込んでいるんでしょうかね。
機嫌の悪い介護職員と同類にならないように、ぼくはなるべくストレスを溜めないように日々心がけています。
あなたにも「ヤバい介護職員」になってほしくない!
闇堕ちしてほしくない!

ぼくそういう職員がイヤで、職場を2回変えました。
ただ、残念なことに、どの職場に行ってもそういう介護職員は必ず一人いますね。
「介護施設あるある」なんでしょうかね。
その日にあったイライラを次の日に持ち込まないことが重要です。
ぼくはそのために文章を書いて思考を整理し、感情を落ち着けています。
どうですか?あなたも文章を書いてみませんか?
なぜ文章を書くと介護職のストレスが落ち着くのか

なんで書くことがストレス発散になるの?
余計にイライラしそうなんだけど…
そうですよね、書くことでイライラしそうですよね。
でもね、そうとは限らないんです。
なんで書くことでイライラが解消できるのか、その仕組みを解説していきますね。
書いてイライラが解消される仕組み
イライラの原因・イライラしている感情はどこにありますか?
「あんな言い方しなくてもいいじゃん!」
「もうちょっと介助してくれないかな!利用者さんが迷惑してるから」
こうしたイライラした感情は、ぼくの心の中、あなたの脳みその中にあります。
口に出せない思考・感情。これを主観といいます。
主観的な感情のまま、イライラを持ったままでいると…ストレスは蓄積してやがて爆発します。
急に起こり出す人いますよね。あれです。
ああならないために、主観的な感情は客観的な問題へと変える必要があるんですね。
そうです。
書き出すことは、主観的な思考や感情を客観的な問題へと変換してくれるです。
介護職で感じたイライラを箇条書きにしてみよう

文章にしなくてもいいんです。箇条書きで構いません。
もうね、誰にみられるものでもないですから…
遠慮なく、思いっきり書いちゃってください。
- あの職員のあの言葉が許せない!
- あの職員のあの対応が許せいない!
- 好きになれない利用者さんがいる!
- 介護施設の方針が気に食わない!
- あの家族が苦手!
- 介護職がしんどい!
- 自分の仕事っぷりが気に食わない!
- もっと給料がほしい!
もう、何でもいいです。
何書いてもいいです。

絶対に人に見られないようにしてくださいね。
捨てるときはシュレッダーにかけましょう。
するとどうですかね…
感情や思考が、自分の頭から離れる感じがあると思います。
ちなみに頭の中で巡っている言葉っていうのは「セルフトーク」と言いまして、このセルフトークがネガティブになると、人は機嫌が悪くなります。
書き出したイライラは問題や課題に変化する
先ほども言ったように…
書き出して吐き出した思考は、客観的な課題・問題へと変化します。
たとえば、
「介護施設の方針が気に食わない!」というストレスの原因がありました。
今の方針の具体的に何が気に食わないのだろう。
どんな方針へ改善したらいいのだろう。
こうした問題提起ができるようになって、感情や思考を論理的に捉えることができるんですね。
ああ、もちろん、余計にイライラしてくることもありますよ。
でも、愚痴や不満をいったり、現場で機嫌が悪くなるより随分マシだと思いませんか?
介護職に大事な自己覚知(じこかくち)

介護の資格をとる時に勉強した「自己覚知」って覚えていますか?
自分を知るためとか、客観視するために行う行動のことなんですけども。
この自分の思考や感情を書くってことが、まさに「自己覚知」なんですね。
- 紙に書く
- 動画を撮影する
- 音声を録音してみる
こうして自分を客観視することができます。メタ認知ともいいます。
というかんじで…
ぼくは介護のイライラやストレスを、書くことで発散しています。
介護職のイライラを書くことがコンテンツになる

実際に何にどうやって書いているの?
書いたことを自分の見えるところに置いておくのもいいですが…
どうせならそのイライラをコンテンツにしてしまって…エンタメにしてみませんか?
ぼくはですね、noteで介護エッセイを書いています。
自分の感情の動きを面白おかしく書いてしまえば、読者を楽しませられると思いました。
A4コピー用紙に介護現場で感じたイライラを書く

どうせ書いた後に捨てるんですから、コピー用紙で十分です。
ノートや手帳を用意しなくてもいいです。
文房具店で売っている安いコピー用紙で十分ですし、コピーに失敗した裏紙でも十分です。
目的は「ストレス発散」ですので、綺麗に保管しておくこともないですから。
後になって読み返すこともないし。
鉛筆さえあればいいです。消しゴムはいりません。
思いっきり汚い言葉で汚してやってください。そして自分内側にある毒を吐き出してしまいましょう。
シュレッダーにかけることをお忘れなく….
SNSで発信する時は細心の注意を払って投稿しよう

ぼくはSNSに愚痴や不満を発信してもいいと思っています。
ただし…
- 個人が特定できる情報は書かない
- 個人攻撃しない
- 愚痴のままで終わらせない
- 他人に同意を求めない
- しつこく書かない
絶対に個人名を出してはいけません。
当たり前のことですが、感情的になっている時は冷静さを失っています。だから細心の注意を払って書いた方がいいです。
愚痴をただ垂れ流すと、SNS上で自分の評判を落とすだけになります。解決策も添えて投稿するようにすると、コンテンツになるので意識しましょう。
なんか余計ストレスたまりそうですかね…
でも、SNSに書き込むことも発散するひとつの方法だと思います。
もしかした共感を呼び、仲間ができるかもしれませんし。
noteで介護にまつわる文章を書いてイライラを落ち着ける
ぼくはnoteに書くという方法をとっています。
noteに関して詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
たとえばどんな文章を書いているかというと…
イライラした出来事があった時に、
- 何でイライラしたのか
- どういう状況だったのか
- どう言う気持ちだったのか
- どう解決していったのか
こんなことをエッセイにして書いています。
毎日書いてまして、今ではコメントを下さる方も増えまして、
イライラしたことも、コンテンツのネタとして大活躍してくれています。
noteはちょっと…というかたは、日記でもいいかもです。
介護系Webライターとして書く仕事をはじめる
もういっそのこと、
介護系のWebライターとして仕事にしてみませんか?
書くことってストレス発散だけでなく、介護職員としてスキルアップに繋がるんですよ。
- 思考の整理ができるようになる
- 感情のコントロールができるようになる
- 伝える能力が身につく
- 書類仕事が得意になる
良いことしかないです。
Webライターの案件を見てみたい方へ…
介護職員として長く働くために
介護職をやっている以上、ストレスと無縁になることは不可能に近いです。
ずっとイライラと付き合っていくしかありません。
ただ、
ストレス解消法を知っている介護職員と、
ストレスを溜め込んでしまう介護職員と、
どちらが健康で健全な介護職員でいられますか?ってことです。
絶対に、イライラを利用者さんにぶつけてはいけません。それは介護職のプロとして失格だと思います。
ぼくは、書いてストレスを発散する方法を選びました。
飲みにいくでもいいし、カラオケでもいいです。ストレス発散の方法を知っているってことも、介護職員のスキルなんです。
ぼくはこれからも文章を書いてストレスを発散していきます。
なにか、参考になれば嬉しいです!