SEOを意識したWebライティング(PREP法)のサンプル記事

Webライティングの書き方として、お作法的なことがあってね、
それがね「PREP法を使って文章を構成してください」ってことなのね。
たとえば、お金を払ってWebライティングのスクールを受講するじゃない。大体ね…この「PREP法」と「SEO(エスイーオー)」を学ぶのよ。
っていうか、Webライティングってそのふたつさえ押さえておけばOKみたいな。
独学で十分マスターできるから、だからお金払ってスクールに通う必要ないよ。

こんにちは、はじめまして、のざき寿(ひさし)といいまして、
デイサービスで介護福祉士として働きながら、介護Webライターもしてるよ。
「PERP法(プレップ)」はあとで詳しく解説するとして…
Webライティングで大事なことはね、大体この3点に集約される。
- 検索上位に表示されること
- 記事が最後まで読まれること
- コンバージョンが取れること
検索上位ってのは、Google検索で検索1ページ目に表示されること。ページビューを稼ぐためにね。
記事が最後まで読まれないと、執筆した意味がないよね。
コンバージョンってのは、商品が売れたり、お問い合わせにつながったりした件数とか、成果のことを言うのね。
Webライティングを発注するクライアントは、この3つに敏感だからね。極端な話、成果が出ているなら、文章の内容なんてどうでもいいわけ。
綺麗な文章を書く必要もないし、誤字脱字あろうが成果の方が重要なのね。
そして成果を出すために…「PREP法」と「SEO(エスイーオー)」という方法や技術があるのね。
Webライター初心者の方は、とくにこのふたつを意識して執筆していこう。
それじゃぁ、詳しく解説していこう!
PREP(プレップ)法ってなに?
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
Webライティングは、結論から先に書く。
これさえ守っておけば、Webライティングは身についたも同然。
いやね、これは決して過言ではなくて、結論から書くことってものすごく重要なことなのよ。とくにWebライティングにおいては。
ちなみに「PREP法」は、それぞれの頭文字を取ってPREP法ね。
なぜWebライティングは「Point(結論)」から書く必要があるのか
あなたがインターネットで情報を探しているとき、
たとえば「Webライター」「書き方」と検索したとしてね、
見つけた記事を見に行って、記事の冒頭でね、ほしい情報が書いてなかったりしたらね、
別のページを見にいくでしょ。
インターネットの記事ってさ、上から順に見ていくじゃない。だからね記事の冒頭でね「この記事はあなたのほしい情報を書いてる記事ですよ!」って伝えないと、ユーザーは最後まで読んでくれないわけ。
最後まで読まれない記事では、クライアントが求める成果を提供できないよね。
だから、結論から書く必要があるわけ。
たとえばこの記事で言えば、
「Webライティングは、PREP法を使って文章を構成してください」ってことね。
結論を先につたえると、インパクトがでるでしょ。
結論の次には「Reason(理由)」や根拠を書こう
結論を先に書くとね、次に構成する文章が自然に決まってくる。

(結論が書かれていて)
へぇ〜、そうなんだぁ〜…
どうしてそうなるの?
その理由が知りたくなるでしょ。
「PREP法で書く理由ってなんでなん?」
読み手を納得させるために、読み手にもっと興味を持ってもらうために、
次に書くことは「根拠」「理由」になってくるわけ。
- どうしてその結論になったのか
- 根拠・データはあるのか
- グラフ
- 引用
- 他人の意見はどうか
- 他のもの比較してどうか
- メーカーの信頼性
- 性能や値段
- 保証
人は、興味や関心を持ったらそのことについて深く知りたくなる。いわゆる深堀り。
読み手を理由や根拠で納得させることができると、記事を最後まで読んでもらえるし、成果につながりやすくなるわけ。
信用をね、積み重ねていくイメージかな。
「Example(具体例)」で信じてもらおう
理由や根拠はわかった。でもさぁ…
って思うよね。読み手は。

なるほどぉ〜。理由はわかった。
でもさぁ…都合のいいことばっかり言ってない?
実際のところ、どうなのよ?
お客さんはね用心深いからね。
読み手は疑ってルカらね。
これは大前提の話で、あなたも広告って信用してないでしょ。
だから具体的なことを知りたくなるんよ。
具体的なことってのは、
- 他のライターもPREP法を使っているのか
- 実際に効果はあるのか
- 他のライタースクールでも同じことを教えているのか
要するに、「購入した人のレビュー」「成果報告」ってことになる。Amazonレビューなんか、その最たるもんだね。
その人が語ってること以外に、他人からの評価を具体例として提示してると、読み手は信用してくれるのね。
もう少し具体例を挙げるとしたら、家電製品を紹介するような記事でね、
- 生活での使用例
- お客さんの使用例
写真つきで掲載したり、
使用前・使用後の解説をしたりすることかな。
PERP法を使った具体的な例文
Point(結論)
この冷蔵庫、一人暮らしの部屋にちょうどいいんです。
Reason(理由)
背丈が高くなくてちょうどいいし、冷蔵と冷凍が分かれています。
大きすぎると、ひとり暮らしでは無駄な冷蔵スペースが生まれてしまいます。
Example(具体例)
たとえばこの春、大学に入学される学生さんは、ほとんどの方がこのくらいのサイズの冷蔵庫を買っていかれます。
こちらのページから購入いただけます!
Point(結論)
おひとり暮らしなら、こちらの冷蔵庫がおすすめです。
こんな感じで構成できたら、
あとは案件の文字数に合わせて、肉付けするように文章のボリュームを調整していけばいいのよ。
どう?簡単でしょ?
最後にもう一度「Point(結論)」でダメ押し
最後に、冒頭の結論を伝えてダメ押し。
たとえば、この記事で言えば、
Webライティングでは「読み手にとって読みやすい文章書くことが大切」と言ってるから、
- PREP法を使った文章を書くことが大事(Point)
- なぜ結論からかくのか?(Point)
- 結論の次に理由を書く(Reason)
- 具体例を示す(Example)
- さいごにもう一度結論で締める(Point)
見出しだけを見てもらうと、PREP法の構成になってるでしょ。
どう?
PERP法を使えば、文章が苦手でも書ける気がしてくるでしょ。
SEOを意識したWebライティングとは
さて、ここまでは文章構成の話だったけども、
冒頭にもうひとつ「SEO(エスイーオー)」の話をしたと思うけど…
覚えてるかな?
SEOは「Search Engine Optimization」の略。日本語では「検索エンジン最適化」をのこと。
簡単に言えば、
Google検索で上位に表示させる文章の書き方。
SEOに正解はないんだよ。でも、このルールだけは絶対に守ってねということはある。
- タイトルに検索キーワードを入れる
- 見出しに検索キーワードを入れる
- ユーザーが知りたいことを書く
- PERP法で読みやすい文章に整える
とくに重要なのが「検索キーワード」かな。
検索キーワードってなに?

あなたが、Google検索で検索窓に入力するキーワードのこと。それを「検索キーワード」って言うよ。
この記事では「Webライティング」「SEO」が検索キーワード。
なんで検索キーワードが重要なのか…それはね、
Google検索のシステムが、検索キーワードを辿って検索結果を表示しているから。
逆に検索キーワードを入れないで記事を書くと、絶対に検索上位には上がってこない。
たとえばね、本屋さんをイメージしてみてほしいんだけど。
雑誌コーナー・文庫コーナー・専門書コーナーとかさ、カテゴリーに分かれて本が陳列されてるよね。
だからお目当ての本を探せるわけじゃない。
検索キーワードも一緒の考え方でさ、
「Webライティング」「SEO」って棚に分類されてるわけ。
そんでもって、いい記事は一番目立つところに平積みされるみたいな、つまり検索上位に表示される。そんなイメージかな。
だからね、記事のタイトルや見出しに検索キーワードを入れて書く必要があるわけ。

どうやって検索キーワードを探したらいいの?
「ラッコキーワード」っていう無料ツールがあるよ。
でも大体ね、Webライターの案件ではクライアントさんが検索キーワードを設定してくれているケースが多いかな。
タイトルに検索キーワードを盛り込む
タイトルには検索キーワードを必ずいれる。
SEOを意識したWebライティング(PREP法)のサンプル記事
この記事のタイトルには、
「Webライティング」検索キーワードが入ってるよね。
SEOを意識して、ぼくが意図的にタイトルに入れてる。
タイトルには絶対に検索キーワードを入れて、その上で魅力的なタイトルになるように考えよう。
大見出し・小見出しにも検索キーワードを入れよう
この記事の見出しには、検索キーワードがきちんと入ってる。
- なぜWebライティングは「Point(結論)」から書く必要があるのか
- SEOを意識したWebライティングとは
タイトル同様、見出しや本文中にも積極的に入れていこう。
かと言って、全部の見出しにいれると不自然になるからその辺はいい感じにね。

検索キーワードは、あくまで自然に…
ユーザーが知りたいことを書く(検索意図)

「Webライティング」と検索した人は、どんなことを知りたいのかな?
ユーザーが何を知りたくてこの記事に辿り着いたのか…
Webライターは想像力がとっても大事です。
自分の書きたいことを書くのではなく、読み手の知りたいことを書く。これが基本。
このことをWebライティングでは「検索意図」と言うのね。
要するに「読み手はなんのために検索したのか」ってこと。
たとえばこの記事いうと、
- Webライティングって何?
- 文章の構成はどうするの?
- SEOって何?
- 実際にどう書くの?
こんなことが知りたいのでは?と、仮説を立てて考えていくのね。
自分が読み手だったら、
- 何が知りたいか
- 何がわからないか
- どこまで知りたいか
思いついたこと全部を書く必要はなくて、その中でも特に重要だと思うことにフォーカスして書けばいいと思うよ。
PERP法で読みやすい文章にしよう
大体、記事の方向性が決まってきたら…

PERP法で構成していけばいいわけね。
大事なことはこのみっつ。
- 検索上位に表示されること
- 記事が最後まで読まれること
- コンバージョンが取れること
成果を意識して書くことが、クライアントがWebライターに求めることだからね。
成果を上げるには、読み手にとって有益な情報であることが大切だからね。
SEOでいい記事とはどんな文章?
Googleにオススメされる記事って何ってことよね。
- 読み手に取って有益である
- オリジナリティーがある
- ある程度のボリュームがある
- 読みやすい
これらの基準に対しては、GoogleのSEOガイドラインを参考にしてもらいたいんだけど、
明確な基準って示されてないのね。だから記事をアップしながら、アクセス解析とかで分析して改善してくしかないの。
ただし、やってはいけないことは明確にあって…
- 他の記事をコピーしてはいかん
- 広告ばかりの記事もだめ
- あまりにも文字数が少ない
- 暴力的・アダルト・政治…
これ以外にもSEOで評価されない、記事の基準があるから。これもね、GoogleのSEOガイドラインを参考にしてみてほしい。
結局Googleも、読み手にを大事にしてるってことよね。
検索ボリュームってなに?
検索ボリュームはね、
たとえば「Webライティング」という検索キーワードで、世の中の人がどのくらい検索したかっていう数字のことね。
要するに検索ボリュームが少ないってことは、世の中の需要が少ないってこと。人気がないってことね。
検索ボリュームを調べる方法はGoogleが提供してくれてる。
Googleキーワードプランナーを使うとね、「1,000〜1万」ってなってるので、1日そのくらいの幅で検索されてることがわかるのね。
使うにはアカウントを作る必要があるど、ぜひ使ってみてほしい。無料だから安心してね。
ちなみに…
「Webライティング」でGoogle検索すると、約15,800,000件の記事がヒットする。つまりそれだけ競合記事が存在してるってこと。
Webライティング初心者から卒業しよう
さて、まとめだけども、
Webライティングは以下のことを意識して文章を書こう。
- ユーザーに読みやすい文章を書く
- PERP法で文章を構成する
- SEO・検索キーワードを意識してタイトル・見出しを考える
- クライアントはWebライターに成果を求めている
いろいろとポイントはお伝えしたけど…
一朝一夕で身に付くものではないから…
やっぱり、文章を書きながら案件に応募しながら、Webライターの資質を身につけていかなくてはいけない。
noteで文章を書いたり、個人ブログを持ってみたり、マーケティングを勉強してみよう。
案件の取り方とか、執筆の手順とか、他の記事も参考にしてみてね。